MOIRE RESORT まだ見ぬリゾートを。

PERSON 03:セラピスト
働くひとを知る

ホテル直営のスパだからこそお客様との距離が近くなりセラピストの仕事も広がって。

PERSON 03
セラピスト 井上 裕香
ばさら邸 アランヤ スパ/2013年入社
誰かを元気にすることができる
それが、スパのセラピスト
生まれ育った福岡で3年ほど、小学校の教員をしていました。プライベートの時間がとれないくらい忙しく、疲れがたまっていたときにたまたまマッサージを受けたら、それがとても気持ちよくて。私もこんなふうに誰かを元気にしたいと思ったのが、セラピストを目指したきっかけです。
いくつかのリラクゼーションサロンで技術研修してから、オーストラリアで理論を学び、帰国してからばさら邸の「アランヤ スパ」でセラピストとして働き始めました。
「アランヤ スパ」は、「スンダリ」(アメリカに本社をもつスキンケアショップ)のホテル直営店です。外見美を重視するエステではなく、心と身体の健康美を求めるスパで仕事をしたかったので、幸運でした。
施術と理論については10日間の研修があって、スンダリ本社からきたトレーナーに指導を受けました。とくに重視しているのはファーストタッチ、お客様のお肌に最初に手を触れる瞬間です。お客様の呼吸に合わせて、いつ触れたかわからないくらい自然に、スーッと入る。お客様がやさしい表情になっていくのを見ると、なんて気持ちいい仕事だろうと思います。
ロビーでの呈茶やお出迎えにも、
セラピストだからできる仕事が
スパでの施術だけが仕事と思われるかもしれませんが、ロビーで呈茶するのも、私の大切な仕事です。ばさら邸でチェックインしたお客様にお茶をさしあげながら、スパのご案内をして、スパアランヤを知ってもらい、その時のおすすめのトリートメントを受けていただくのです。これはホテル直営ならではですね。ばさら邸は全18室ですから、毎日18組のお客さまとお話できるんです。
アーユルヴェーダに馴染みのないお客様なら、「インドやスリランカで昔から伝えられてきた、健康で若々しく生きるための知恵です」と説明したり。ことばをかみくだいて届けるのは、教員時代の経験が生きているのかもしれません。
他部署との連携にも、助けられます。チェックイン前にトリートメントを受けるお客様には、ホテルスタッフが客室にある着替えの作務衣を持ってきてくれたり、私がトリートメント中で呈茶できなかったお客様にも、スパの紹介をして予約をしてくれたり。
モアレリゾートには社員寮があります。女子寮にいるのは、私を含めていま6~7人。プロヴァンスのスタッフもいます。みんな大人なので、品のあるシェアルームといった感じですね。勤務時間がそれぞれ違うし、個室なので、ひとりですごす時間が案外多いのですが、ここで毎日顔を合わせていることも、心強さにつながっているのかもしれません。
お客様に寛いでいただくことが
自分自身の元気につながっていく
スパの出勤は通常14時、まずはサロンの換気と掃除をします。自然のなかで働くのは、掃除さえ贅沢だと思います。カーテンをあけると深い緑と自然の光。思わず見とれそうになります。この環境だから、お客様がリラックスできるんですよね。
ロビーからサロンまでお連れする時間も、ちょっとしたセラピーだと思っています。朝なら緑を、夜なら星空を眺めながら少しだけお話をして、気持ちがほぐれたところでトリートメントを受けていただきます。このときの声のトーンや表情から、そのかたのコンディションを知ることもあります。
スパの受付は15時から22時。夜にゆっくりとトリートメントを受けたいお客様もおられるので、最終受付以降もお受けしますし、翌朝のチェックアウト前にサロンをあけてお迎えすることもあります。
疲れませんか、と聞かれるのですが、全身を使う仕事なので、フィットネスで体を動かしているような感じ。こちらもすっきりとして、元気を分けていただいている気がします。
 
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志摩から世界へ人々の幸せの場所づくりを目指します